自分はビルメンに向いてない?向いてる人はどんな人【スッキリ解決】
『ビルメンとして働いているけど、嫌な仕事ばかりで楽しくない。自分はビルメンに向いてないのではないだろうか。』
と思っているあなたに向けて、このページではビルメンに向いてない人と向いてる人を解説していきます。ビルメンのどんなところが嫌なのか、そんな中でも良いところは何なのか。
ビルメン会社で11年間、現場も営業も経験し、いろんな人の話を聞いてきた私の考えをまとめております。
最後まで読んでいただけたら少しはスッキリするのではないかと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
ビルメンに向いてない人
まずはビルメンに向いていてない人から解説していきます。
ずばり、下記の4つです。
- ①一人でもくもくと作業したい人
- ②汚れ作業が嫌な人(ゴキブリも)
- ③トラブル対応が嫌いな人
- ④絶対に土日休みじゃないと嫌な人
①一人でもくもくと作業したい人
一つ目からかなり重要な部分ですが、人と関わらない仕事をしたくてビルメンを選ぶのは間違いです。ビルメンは一人でもくもくと作業したいという人には向いていません。
ビルメンは少なからずコミュニケーションが必要な仕事だからです。
また、不具合の修理のために修理業者を手配する場合もあります。
更にそれらの内容を、社内で上司へ報告したり、同僚へ引き継いだりする場合もあります。
このように、設備の不具合が発生した場合にはこれだけの関係者へ報告や連絡をし、不具合についての説明をしなければなりません。
もちろん、ビル内の各設備の点検など、一人でもくもくと行う作業もあります。ですが、ビルメンの仕事としてそのような作業だけをイメージしてしまうと、『思ってたのと違う』となってしまいます。説明した通り、ビルメンは少なからずコミュニケーションが必要な仕事だからです。
したがって、人と関わらない仕事がしたい人は、ビルメンに向いていないということになります。
②汚れ作業が嫌な人(ゴキブリも)
汚れ作業は、ビルメンが人気のない職業の要因でもあります。
ビルメンの代表的な汚れ作業は、トイレ詰まりの対応、ゴキブリやネズミが発生した時の対応、天井内での作業などがあります。
また、天井内で埃まみれになって作業もしてましたが、率先して対応してました。
ビルメンとして働く以上、汚れ仕事は避けて通れないです。
③トラブル対応が嫌いな人
トラブル対応は、ビルメンの重要な役割です。
設備の故障など、ビル内で何かトラブルが発生したら、すぐにその対応に向かいます。
配属現場によっては、休みの日に出動しなければならないケースもあります。
このように、思えれば良いですが、思えない人には苦痛かもしれません。
④絶対に土日休みじゃないと嫌な人
大型ビルの現場では、ローテーションで土日出勤や宿直勤務があります。ですので、サラリーマンのように平日の朝から夕方まで働いて土日は休みという、規則的な勤務が良いという人には向いていません。
また、宿直や土日勤務がない現場はは普通に土日休みとなりますので、ビルメンが必ずしも不規則な勤務体系というわけではありません。
ですが、不規則な勤務体系の現場もありますので、それが絶対に嫌だという人は、ビルメンに向いていないと言えます。
やはり向いてないんじゃ・・・
ビルメンに向いてない人の説明は以上となります。ビルメンのきついところが並ぶような形となりましたので、自分は向いてないのではないかと思ったかもしれませんが・・・
これから、ビルメンに向いてる人の説明に入りますので、もう少し読んでみてください!
ビルメンに向いてる人
下記の3つが該当しますので、解説していきます。
- ①あまり忙しく仕事をしたくない人
- ②いろいろな知識を覚えるのが好きな人
- ③この仕事にやりがいを見いだせる人
①あまり忙しく仕事をしたくない人
ビルメンの仕事は楽だとよく言われますので、あまりガツガツと仕事をするのは嫌だなという人におすすめです。楽な理由としては以下の通りです。
・ノルマ基本なし
・残業が少ない
・待機時間が多い
詳しくはこちらの「【総まとめ】ビルメンは楽なのか、きついのか」にて解説しています。
これは配属されるビルによっても違うので、一概にはいえません。
ですが、楽な現場があることも事実です。
また、他の仕事と比べても楽だと思います。その目的で転職してくる人も多くいます。
ただし、割と忙しい現場もあります。たとえば、小規模ビルなどです。
このように、ビルメンの中でも忙しい現場もあります。
ですが、理由として挙げた通り、総合的に見るとあまり忙しくない仕事であることは確かです。
②いろいろな知識を覚えるのが好きな人
ビルの設備にはいろいろな種類があるため、その分の知識も必要となります。
これらの知識をざっくりと知っておく必要もありますし、深く知ればそれだけちゃんとした管理ができます。
また、それらに関連したたくさんの資格の取得も必要となります。資格のことはこちら「「ビルメンが取るべき資格」をできるだけ分かりやすく解説してみた」で詳しくお話しておりますが、資格をたくさん持っているほど仕事の幅が広がります。
「知識だけ」で仕事ができるわけではありませんが、知識があると仕事の質が上がります。
したがって、知識を覚えるのが好きな人はビルメンに向いているといえます。
③この仕事にやりがいを見出せる人
ビルメンの仕事は、ただ言われたことだけをやるなら、やりがいはあまりありません。毎月決まったルーティンの仕事が多く、仕事内容も点検表に沿って点検を行うなど、それほど難しいものではないからです。
そんな仕事だけではありませんが、そういった、つまらない仕事もやらなくてはなりません。そのため、やる気のない社員も多くいます。
その中でもやりがいを見出し、前向きにビルメンの仕事をしている人はたくさんいます。
建物の中で働いている人を、我々が支えているんだという気持ちで仕事をしている人たちです。
そういう気持ちで仕事ができる人はビルメンで活躍できると思います。
ビルメンはサービス業である
最後に、私がすごく大事だと思っていることをお話させてください。
ビルメンは、普段は表に出ることはあまりありません。
ですが、ビルを利用する人が安心して快適にすごせるようにするのがビルメンの仕事です。
このように、ビルを利用する人たちがいつも安心して快適に過ごせるようにすること、そういった空間を提供するサービス、それがビルメンの仕事の本質だと思ってます。
とは言っても、私も最初は社会人として仕事をやっていけるのか不安に思っていまして、こんな自分でもやっていけそうかもという理由でビルメン会社に就職しました。そして、気がついたら11年働いてます。
私自身、このページでお話したビルメンに向いてない人の特徴に当てはまる部分もありますが、それでも、やりがいを見出しながら続けられています。
ですので、向いてない人にあてはまるからといって、ビルメンを続けられない訳ではないと思いますので、あくまで参考程度にとらえてもらえればと思います。
なお、このブログではビルメンの仕事内容や年収のことなど、他のページでも解説しておりますので、ぜひ参考にして頂けたらと思います。
以上、ビルメンに向いていない人と向いている人の説明でした。
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