【なぜ給料が違う?】ビルメン会社の「系列系」と「独立系」について

業界 給料 転職

「ビルメンへの就職を考えていて、系列系と独立系があるらしいのだけど、詳しく知りたい。」

というあなたへ、ビルメンの系列系と独立系のことを説明いたします。後半では、系列系ビルメン会社へ入社する方法も解説します。

私が働いている会社は系列系のビルメン会社です。
その会社で、現場業務はもちろん、親会社との窓口担当の業務もやりましたので、系列系ビルメンの内情はかなり詳しいです。

そんな私だから話せることもあると思いますので、ぜひ参考にしてください。

この記事の内容

  • ビルメン会社の「系列系」と「独立系」について
  • 系列系ビルメン会社に入る方法

ビルメン会社の「系列系」と「独立系」について

分析

ビルメン会社には大きく分けて「系列系」と「独立系」があります。

「系列系ビルメン会社」とは、大手企業のグループ(系列)であるビルメン会社のことを言います。親会社である大手企業の所有するビルを管理することが多いです。鉄道会社、不動産会社、保険会社などの系列があります。

一方で、大手企業のグループなどではないものを「独立系ビルメン会社」と言います。親会社のビルというものが無いため、入札や営業などによってビル管理業務を獲得します。

「系列系」と「独立系」を比べると、「系列系」の方が圧倒的に給料面での待遇がいいです

私が働いている会社は不動産(デベロッパー)会社の子会社なので、系列系ビルメン会社ですが、ビルメン会社としてはかなり良い給料だと思います。ビルメンの給料に関しては、こちらのページで詳しく解説しています。
»【500万円の実例】ビルメンの年収は実際どれくらいなのか【上げる方法は?】

系列系ビルメン会社の給料が良い理由

絶対的に、独立系より系列系ビルメン会社の方が給料が良いです。理由は2つ

  • 親会社が所有する大型ビルを管理することが多いため、収益が安定している
  • ビルマネジメント寄りの仕事をしているため、1人当たりの収益が多い

それぞれ解説していきます。

親会社が所有する大型ビルを管理することが多いため、収益が安定している

大規模なビルであれば管理料が多くもらえ、大きく安定した収益を上げられます。そのため、従業員へも高い給料が払えます。

私の会社も親会社が所有している大規模ビルを多く管理しています。そうではない小規模なビルの管理もしてますが、その場合でも安い金額で無理に受注するようなことはしません。しっかり収益が確保できる場合のみ積極的に受注しにいきます。

親会社の大規模ビルからの収益による基盤があるからこそ無理に受注しにいく必要がないとも言えます。

これらの理由により、親会社の大規模ビルを多く管理することによって安定した収益が得られる為、従業員へ高い給料が払えるのだと思います。

ビルマネジメント寄りの仕事をしているため、1人当たりの収益が多い

「ビルマネジメント」と言っても定義があいまいではありますが、設備の管理だけでなく、清掃や警備も含めた総合管理を請け負っていたり、大きな改修工事も受注していたりして、それらを外注して下請け会社を管理・監督する仕事をしている場合があるということです。

私の会社の場合は、設備管理の業務は自分たちで行ない、清掃や警備は外注して元請けとして管理を行なっています。また、工事部門もあり、大規模な改修工事なども元請けとして行なっています。

元請けとは、発注者から仕事を請け負い、仕事の一部もしくは全部を下請け会社に依頼することをいいます。下請け会社が複数になる場合、元請け会社が仕事の管理を行うため、発注者は元請け会社とのやりとりだけで済むといメリットがあります。

元請け会社は、「元請け金額」と「下請け金額」の差額が収益となります。私の会社は、清掃や警備、工事を元請けとして請け負うことで、収益を拡大しているというわけです。そのため、従業員へ高い給料が払えるのです。

ちなみにこのような一括管理の仕事は親会社からもらうことが多いです。他社から仕事の場合、清掃や警備は別会社であったり、工事もやらせてもらえなかったりします。このことからも、系列系ビルメン会社が有利と考えられます。

「系列系」と「独立系」で仕事内容に違いはあるのか

上記で説明した系列系ビルメン会社の特徴より、仕事内容にも違いが現れます。

  • 親会社が所有する大型ビルを管理することが多い →大型ビルの現場が多い
  • ビルマネジメント寄りの仕事をしている →ビルマネジメント寄りの仕事が多い

大型ビルの現場が多い

ビルメンの仕事は、ビルの規模によって内容に違いがでます。大型ビルの特徴としては、設備の数が多い、管理スタッフの人数も多い、テナントに大企業が多い、といことが挙げられます。高い品質を求められる現場だと言えます。

ビルマネジメント寄りの仕事が多い

こちらも説明した通りですが、設備の点検や監視業務だけでなく、警備・清掃の管理や、工事担当との連携も必要となります。系列系ビルメン会社では、幅広い業務を求められます。

系列系ビルメン会社に入る方法

握手

独立系ビルメン会社であれば未経験でも入社可能な会社もありますが、系列系では未経験で入社するのはかなり難しいです。入社しやすい方法は3パターン。

  • 関連業界から転職する
  • 職業訓練校から就職する
  • 新卒で入社する

関連業界から転職する

未経験で系列系ビルメン会社へ中途入社するのはかなり難しいですが、業務経験を積んだ上であれば、キャリアアップとして入社するこどができます。この場合、必ずしもビルメン会社での業務経験である必要はありません。設備保守系の会社であったり、設備工事の会社でも優遇されます。なお、ビルメン業界では資格はかなり重要視されますので、経験とセットで最低限の資格もあった方がよいです。

職業訓練校から就職する

業界未経験でも入社できる可能性のある方法です。ビルメンの仕事とまったく関係のない仕事をしていたとしても、職業訓練校を経由することで、系列系ビルメン会社へ入れる可能性は格段に上がります。実際に私の会社でも、前職はビルメンとは関係ない、アミューズメント業界や飲食業界の人が、職業訓練校を経由して転職してきています。

新卒で入社する

転職では使えませんが、いわゆる新卒カードを切って入社する方法です。私はこのパターンです。特に大卒であれば系列系ビルメン会社への入社もしやすいです。私の会社でも理系、文系に関係なく募集していて、毎年20人くらいの大卒者を採用しています。

まとめ

以上、ビルメンの系列系と独立系の説明と、系列系ビルメン会社へ入る方法の説明でした。系列系は、仕事は幅広くなりますが、給料はそれなりに良いというメリットがありますので、個人的にはおすすめです。